歯の移植
歯の移植とは
自分の歯が抜歯を余儀なくされた場合に、使っていない親知らずを利用して自分の歯を抜いたところに移植する方法を自家歯牙移植といいます。
根の治療をしても症状が改善しない場合に、歯牙を一度抜歯し、病巣を除去後に、抜いた元の場所に戻します。意図的再移植術とは、通常の方法では治らない根の病気や、症状が消えない歯牙などに適応する治療法です。
治療の流れ
- まず、保存不可能になった歯を抜歯します。
- 次に親知らずを抜歯し移植します。その後、糸で固定しその日の処置は終わります。
- 1週間後に糸を抜きます。
- 3週間後に移植した歯の神経の処置を行います。
- 3週間後に土台を立て、歯をかぶせて治療は終了です。
移植術の注意
- 治療期間は約3か月かかります。
- 神経の治療後から歯に被せ物をするまでの期間には個人差があります。
- 元の歯の炎症が強い場合など、移植術が成功しない場合もあります。
- 金額は保険適応です。